こんばんは!トリケラさんです!
「難聴児って放課後等デイサービスの対象になるの?」
「うちの子、放課後等デイサービスに通ったほうがいいのかな?」
難聴のある子どもを育てていると、そんなふうに悩むことがあるかもしれません。
放課後等デイサービスは、発達障がいのある子の利用が多いイメージですが、実は難聴の子も、条件によって利用できる場合があります。
- 難聴児が放課後等デイサービスを利用できるかどうかは、自治体によって異なる
- 難聴特化の放課後デイがある地域は限られている
トリケラ家では、いろいろ考えた結果、長女とうこは学童保育を選びました。
今日は、難聴児の放課後の過ごし方について、我が家の考えをお話しします。
放課後等デイサービスってどんなところ?
放課後等デイサービスは、学校が終わったあとや長期休暇中に、支援が必要な子どもたちが安心して過ごせる居場所です。
主に、発達障がいや知的障がい、身体障がいなどがある子が対象で、放課後の生活支援や学習支援、療育的な関わりを行っています。
ただし、自治体によって対象となる子どもの範囲は少しずつ異なります。
中には、聴覚障がいや難聴のある子ども向けのデイサービスを設けているところもありますが、まだ全国的には少なく、地域によって差があるのが現状です。
我が家が学童保育を選んだ理由
トリケラ家の住む地域には、難聴特化の放課後等デイサービスはありません。
発達障がいのある子どもを対象にした施設はありますが、とうこの場合は少し支援の方向性が違うかなと感じていました。
そこで、放課後は学校の学童保育を利用しています。
保育園のころから仲のよかったお友達も多く、宿題をしたり、遊んだりして楽しく過ごしています。
学童はどうしても周りがにぎやかで、「聞こえの支援」という点では専門的なサポートはありません。
でも、毎日過ごす時間は短いので、“みんなと同じ場所で安心して過ごせること”を大切にしたいと思っています。
入所の前には先生との面談もあり、とうこの聞こえ方や補聴器のことも一通り伝えてあります。
完全に静かな環境ではないけれど、先生方が気を配ってくださっているのを感じ、安心して預けることができています。
まとめ
放課後等デイサービスを利用するか、学童保育を利用するか。
どちらが正解というわけではありません。
子どもの特性や地域の支援体制、家庭の状況によって、いちばん安心できる場所はそれぞれ違うと思います。
とうこの場合は、友達と一緒に過ごせる学童が合っていました。
でも、療育的なサポートを受けられる放課後デイがあるなら、それを選ぶご家庭ももちろんたくさんあります。
中には、難聴支援が充実している地域に引っ越して、難聴特化の放課後デイを利用しているご家庭もあります。
そうした選択も立派な「わが子に合ったサポートの形」だと思います。
大切なのは、「放課後の時間を穏やかに過ごせること」。
そのための形は、ひとつじゃなくていいのだと思います。
とうこは学校で気を張ってがんばっているから、放課後はのびのび楽しく過ごしてほしいんだ!


