難聴児の運動会体験談!

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運動会って、子どもたちにとっても家族にとっても大きなイベントですよね。でも、難聴のある子にとっては「音」があふれる環境の中で過ごす、ちょっぴり特別な一日。

トリケラ家の長女とうこの初めての運動会でも、私はいろんな心配を抱えていました。

音にびっくりしないかな? 補聴器は大丈夫かな?

それでも、先生方のサポートと少しの工夫で、とうこはしっかり「できた!」を積み重ねていきました。

この記事の結論
  • 難聴児にとって運動会は、「音」よりも「動き」で合わせる日
  • 事前の練習やサインの工夫で、安心して楽しめる
  • 子どもの「できた!」の瞬間を見届けることが、何よりの喜び

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はじめての運動会、心配だったのは「音」と「補聴器」

トリケラ家の長女とうこが1歳の頃の初めての運動会が近づいてきて、当時私が一番心配だったのは、「大きな音にびっくりして泣かないかな」ということでした。

運動会での「音」の心配

普段の保育園生活では、先生の声や周囲の音量にも慣れてきたけれど、運動会はまるで別世界。マイクの声、応援の歓声、音楽、笛の合図などの“音”があふれる行事です。

あの頃は、まだコロナ禍前だったので、年長さんから赤ちゃん組まで園児全員が揃い、観客も大勢いる中でのにぎやかな初めての運動会でした。

補聴器を着けていて音がうるさくないかな?と心配する反面、補聴器を着けて“今この時しかない運動会の音”をたくさん聞いてほしい——そんな気持ちもありました。

補聴器の聞こえと子どもの疲れについては、こちらの記事で解説しています。

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運動会での「補聴器の紛失」を防ぐには?

もうひとつの心配は、補聴器の紛失。

広い運動場で落としてしまったら、きっと見つけるのは大変。当日は補聴器ストラップを忘れずにつけて、落とさないように気を配りました。

それでも走ったり跳ねたりするたびにハラハラして、胸のドキドキが止まらなかったのを覚えています。

練習のときに泣いてもいいと言えた安心感

そんな私の不安をよくわかってくれていたのが、担任の先生でした。

運動会の練習が始まる前に、「もし音にびっくりして泣いちゃったら、補聴器を外しても大丈夫です」と伝えていました。

無理に慣れさせるのではなく、“怖い”気持ちも受け止めながら進めることを大切にしたかったんです。

実際、最初の練習では大きな音に驚いて泣いてしまったと先生から聞きました。でも、そのあと先生が音源のスピーカーやマイクを見せて、「ここから音が出るんだよ」としっかり説明してくださったそうです。

それ以来、とうこは少しずつ安心して音を受け止められるようになり、泣くこともなくなりました。“音の出どころがわかる”——それだけで、子どもの不安ってこんなにも違うんだなと感じました。

 

小さな「できた!」

とうこが1歳のときの運動会。あの頃はまだ小さくて、当日うまく参加できるかどうかもわからない状態でした。

でも動画を見返してみたら、徒競走前に整列して先生に名前を呼ばれたとき、ちゃんと手を挙げてお返事していたんです。

その瞬間、動画の中の私は思わず大きな声で「返事してるー!」と喜んでいました。

先生のアクションにしっかり反応できたという、それだけのことがうれしくて、涙が出るほど感動したのを覚えています。

補聴器を着けて挑んだ運動会。

大きな音や歓声の中でも、とうこはちゃんと先生の動きを見て、自分のタイミングで動き、音楽を聞いて踊っていた。

あの日の「できた!」は、私にとっても忘れられない宝物になりました。

音に頼らない伝え方を学んだ日

とうこの初めての運動会を通して感じたのは、「音に頼らなくても伝わる方法はたくさんある」ということでした。

先生の動き、旗の合図、クラスのみんなの様子——

とうこは、耳からだけでなく目や雰囲気からも情報をキャッチしていました。

「聞こえる」にこだわるよりも、「伝わる」を大切にすることで、子どもは安心してその場にいられるんだと気づきました。

それは、家庭での関わり方にもつながっています。

名前を呼んで、目を合わせてから話す。

「言葉」よりも「伝える姿勢」が大切なんだと、この運動会が教えてくれたような気がします。

工夫すれば、どの子も“楽しい運動会”になる

難聴のある子どもにとって、運動会は少しハードルの高い行事かもしれません。けれど、事前の説明や見てわかる工夫があれば、ちゃんと楽しめる日になる。

「聞こえる」に頼るだけでなく、“伝わる工夫”をみんなで考えること。それが、どの子にとってもやさしい運動会づくりにつながると感じています。

たくさんの音の刺激で、とうこもきっととっても疲れた日だったと思います。家に帰ってからは補聴器を外して、いつもの静かな時間をまったり過ごしました。

この年の運動会は、まだ「よーいドン!」の合図がホイッスルのピッという音だけ。でもその後、少しずつ旗でのサインに変わっていきました。

周りの理解と工夫があれば、どんな子も安心して参加できるようになる。運動会は、そうした成長や気づきをみんなで共有できる日なんだと思います。

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ABOUT ME
トリケラさん
トリケラさん
難聴児のママ兼ブロガー
先天性の感音性難聴の長女と次女、健聴の三女を育てるママブロガー。

『子どもの難聴の確定診断を受けた日にわたし自身が知りたかったこと』をテーマに、聴力検査や補聴器、療育、便利グッズなどについて、一次情報を大切に発信しています。
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