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ロジャーとは?難聴児の聞こえを補う補助デバイスをわかりやすく解説

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トリケラ
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「補聴器をつけているのに、学校や外出先ではうまく聞き取れていないかも…」と感じたことはありませんか?

実は、補聴器だけでは距離や騒音のある環境での聞き取りには限界があります。なぜなら、補聴器は近くの声を拾うことを得意としており、周囲の雑音が増えたり距離が開いたりすると、必要な声が背景音に埋もれてしまう構造的な特性があるからです。

わたしは、先天性の感音性難聴の長女と次女、健聴の三女を育てる難聴児ママとして、今まで8年間子どもの聞こえに向き合ってきました。その経験から、この記事では、スイスのフォナック社が開発した補聴支援システム「ロジャー」の基本的な仕組みと、日常生活のどんな場面で役立つのかを解説します。

この記事を読むと、「なぜロジャーが必要なのか」「どんな環境で効果を発揮するのか」が具体的にわかります。ロジャーは補聴器だけでは届きにくい声を直接届ける、聞こえのサポート役です。

この記事の結論
  • ロジャー(Phonak Roger)は、距離や騒がしさで不安定になりやすい聞こえを補う補聴支援システム
  • 声を補聴器へ直接届けることで、必要な音をより明確に聞き取りやすくする
  • 補聴器だけでは難しい場面を支える「聞こえのサポート役」として活用されている

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ロジャーとは聞こえを補う補助デバイス

参考:ロジャータッチスクリーンマイク3(フォナック公式サイトより)

ロジャー(Phonak Roger)は、フォナックが開発した補聴器用の補助デバイスです。

話す人が持つマイクで声を拾い、補聴器へ無線で直接送る仕組みになっています。補聴器単体では対応しにくい「距離」「騒音」「声の埋もれ」という3つの課題を補うために開発されました。

補聴器は近くの声を拾うことが得意です。

一方で、補聴器は、離れた場所からの声、周囲のざわつき、背景音に埋もれた声などの聞き取りが苦手です。

ロジャーは、こうした環境でも必要な声だけを安定して届けるために設計されています。

補聴器は近くの声を中心に拾うため、環境によって聞こえ方に限界があります。補聴器だけでは届きにくい理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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ロジャーが役立つ場面

ロジャーを一言で表すと、「話す人の声をまっすぐ補聴器に届ける、高音質のトランシーバー」です。

具体的には、以下のような場面で聞こえのサポートを発揮します。

  • 幼稚園・学校など…子どもたちがざわつく教室の中で先生の声を聞き取りたいとき。
  • 発表会・運動会など…広い会場で離れた場所からの声を届けたいとき。
  • 公園や屋外など、距離が生まれやすい場面…自然と距離が生まれやすい環境での会話。

難聴のあるお子さんは、周囲が騒がしいと高い音や子音が特に聞こえにくくなる場合があります。ロジャーは、話す人の声を補聴器へ直接届けることで、こうした聞こえの抜けをフォローします。

ロジャーは話す人の声を補聴器へ直接届けることで、必要な声だけをクリアに聞けるように補う役割をしているのです。

難聴児と言葉の抜けについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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ロジャーの基本構成は送信機と受信機

ロジャーは、「マイク(送る側)」と「受信機(受け取る側)」の2つを組み合わせて使うシステムです。それぞれ役割がはっきり分かれています。

ロジャーマイク(声を拾って送る役)

参考:ロジャー送信機(フォナック公式カタログより)

ロジャーマイクは、ロジャーの中心となる発信側の機器で、大人や先生が持ったり、胸元につけたりして使います。

  • 話している人の声を拾う
  • 周囲の雑音を自動で下げる
  • 必要な声だけを補聴器に送信する

マイクにはいくつか種類がありますが、どれも話す人の声を聞く人の補聴器へ届ける役割は同じです。

ロジャー受信機(補聴器側で受け取る役)

参考:ロジャー受信機(フォナック公式カタログより)

受信機は、補聴器に取り付けて使う小さなパーツで、マイクからの音声信号を補聴器が受け取る入り口の役割を担います。マイクから送られた音を受信し、補聴器に直接届けます。両耳使用の場合は左右どちらにも音を送れる機種もあります。

受信機は補聴器の型番によって種類が異なり、補聴器にはめ込むタイプ、内部にロジャー機能が内蔵されたタイプ、別の機器を中継して使うタイプがあります。

送信機と受信機が揃うとどうなる?

マイクから受信機を経由して補聴器へ音が届く流れが生まれることで、距離の影響を受けにくく、周囲のノイズに邪魔されにくい、必要な声だけをまっすぐ届けられる環境が整います。

ロジャーの代表的な種類

ロジャーには、使う場面に合わせていくつかの種類があります。ここでは、よく使われる代表的なマイクを簡単に紹介します。

ロジャー タッチスクリーンマイク

ロジャータッチスクリーンマイク3の画像
参考:ロジャータッチスクリーンマイク3(フォナック公式サイトより)

園や学校でよく使われる標準的なマイクです。胸元につけたり、テーブルに置いたりして使えます。

ロジャー オン

ロジャーオンの
参考:ロジャー オン3(フォナック公式サイトより)

学齢期の子どもや家庭でも使いやすいタイプです。話す人の方向を自動で拾う機能があり、屋内外どちらでも使いやすいモデルです。

ロジャー パスアラウンドマイク

参考:ロジャー パスアラウンドマイク(フォナック公式サイトより)

話す人に手渡して使うマイクです。授業や発表会など、子ども同士の発言を聞き取りやすくしたい場面で使われます。

各製品の仕様や対応する補聴器の詳細は、フォナック公式ページで確認できます。

まとめ

ロジャー(Phonak Roger)は、距離や周囲のざわつきで聞き取りが不安定になりやすい場面を補うための補聴支援システムです。

話し手の声を補聴器へ直接届けるしくみによって、必要な音をより明確に伝えられるようになります。「補聴器だけだと、どうしても聞き取りにくそうな瞬間があるな…」と感じることがあれば、ロジャーの活用も一つの選択肢になります。

ロジャーの価格や設定などについては、また別の記事で解説予定です。気になる方は、まずはお子さんの環境で聞き取りにくさが出る場面を観察してみてくださいね。

トリケラ
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これからもどんどん補聴器やロジャーのことを深堀りしていくよー!

トリケラ家が8年間愛用中!

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  • 安心の補聴器メーカー『シグニア』製
  • 使用目安:3パック/2ヶ月
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ABOUT ME
トリケラさん
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難聴児のママ兼ブロガー
先天性の感音性難聴の長女と次女、健聴の三女を育てるママブロガー。

『子どもの難聴の確定診断を受けた日にわたし自身が知りたかったこと』をテーマに、聴力検査や補聴器、療育、便利グッズなどについて、一次情報を大切に発信しています。
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